こんにちワールド

このサイトでは、僕が今まで行った事のある国々の言葉・文化・料理等々を不定期に紹介するブログになっています。また、著者は、27年間「手話」に精通し「全国手話検定2級」の資格持ち。その傍ら、タロット占い師としても活動しています。

海外で知らずに使うと恥ずかしい和製英語30フレーズ!

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 英語で会話をしている時、自分ではちゃんと話しているつもりなのに通じない…そんな経験はありませんか?多少文法や単語、発音が間違っていてもたいていの場合は通じますが、どう頑張っても通じない事がありますよね。

 例えば海外旅行で宿泊先のホテルに着き、フロントでチェックインをしようと「Where is the front?」と聞いたとします。でも実はこの英語、どんなに正しく発音しても、ゆっくり話しても通じません。なぜなら「フロント」という単語が間違っているからです。

 実はホテルや病院の受付を示す言葉は「reception」で、「front」ではありません。このように、てっきり英語だと思っていた単語が実は日本でしか通じない和製英語という事も多いんです。今回は、あなたがつい使ってしまいそうな「海外で知らずに使うと恥ずかしい和製英語30フレーズ!」をご紹介します。

 

     

 

1. フロント

 

 冒頭でも紹介した通り、ホテルや病院などのフロントは「reception」といいます。まれに「front desk」という言い方をする事もありますが、「reception」の方が一般的ですし「front」だけでは通じないので覚えておきましょう。

 

2. サイン

 

 よく有名人にサインをもらう等と言いますが、英語では「autograph」といいます。「sign」だけだと署名をするという意味になります。

 

3. カンニング

 

 テストなどで他人の回答を見たりすることを言いますが、英語では「cheating」と言います。カンニングは「cunning」と言い、ずる賢いという意味になります。

 

4. コンセント

 

 コンセントが和製英語だと知っている方は意外に少ないですが、アメリカでは「outlet」、イギリスでは「socket」と言います。

「consent」という単語の意味は「同意・一致」であって、いわゆる日本のコンセントとは全く関係がないので注意しましょう。

 

5. アパート

 

 一見英語と思ってしまいがちですが、「apartment」の省略系です。「apart」だけだと「離れている」という意味になってしまうので注意しましょう。またイギリスでは「flat」とも言います。

 

6. ガードマン

 

 英語ではガードマンは「security guard」と言います。「ガードする人」という意味で「man(人)」を付けた和製英語です。

 

7. カメラマン

 

 写真を撮ってくれるカメラマンは「photographer」と言います。「cameraman」ですとテレビや映画のビデオ撮影をするスタッフを指します。

 

8. サラリーマン

 

 英語でサラリーマンを直訳すると「給料男」となり、とても不自然(というか失礼)な言葉になってしまいます。サラリーマンやOL(Office Ladyの略)、ビジネスマン等は男女問わず全て英語では「office worker」と言います。

 

9. アルバイト・パート

 

 こちらも一見英語っぽいですが、英語では「part-time job」と言い、アルバイトはドイツ語の「Arbeit」からきた和製英語です。

 

10. クレーム

 

 クレーム・クレーマー等英語っぽいバリエーションがありますが、これも立派な和製英語。英語では「complaint」と言います。「claim」という単語だと「主張・要求」という意味になるので、「文句」に近い意味を持つ「クレーム」とは少しニュアンスが違います。

 

11. キーホルダー

 

 海外旅行のお土産の定番であるキーホルダーですが、実は英語では「key chain」や「key ring」と言います。

 

12. ダンボー

 

 荷物を送る際などに必須の段ボール。英語では段ボール素材の事を「cardboard」段ボール箱の事を「cardboard box」と言います。

 

13. ホッチキス

 

 一般的な文房具であるホッチキスも実は和製英語で、ホッチキスの発明者である「ベンジャミン・バークリー・ホッチキス」という名前からとって付けられたものです。英語では「stapler」と言い、英語圏ではホッチキスという単語自体存在しないので注意しましょう。

 

14. ウィンナー

 

 日本では「ウィンナー」も「ソーセージ」もどちらも同じ物を指しますが、元は「ウィンナーソーセージ(ウィーン風ソーセージ)」を省略して出来た言葉です。ソーセージにはウィーン風以外にも色々な種類があるので、英語では総称である「sausage」を使うのが良いでしょう。

 

15. ジョッキ

 

 暑い夏にジョッキで飲むビールは最高ですが、実はこの「ジョッキ」も和製英語。英語では「beer mug」と言います。

 

16. バイキング

 

 最近では海外でも多いバイキング形式のレストラン。英語では「buffet」と言います。日本でも「ブッフェ」と表記されているお店も多いですよね。なお「バイキング」は海賊の事で、海賊のような食事スタイルなので日本ではバイキングと呼ばれています。

 

17. オーブントースター

 

 こちらは少し惜しい和製英語で、英語では順番が逆になり「toaster oven」と言います。ただ順番が違うだけで意味は全然通じなくなるので要注意です。

 

18. ノートパソコン

 

 旅行の際に持っている事も多いノートパソコン。日本ではノートのように小型&薄型な事からこう名付けられたのですが、英語では「laptop computer」と言います。

 「lap」は腿、「top」は上を意味するので、膝の上で使うコンピューターという意味で名付けられたようです。

 

19. ブラインドタッチ

 

 こちらもコンピューター用語の一つで、「blind(盲目・見えない)」状態で「touch(打つ)」事から付けられた和製英語です。

 英語では「touch-typing」と言います。なお「blind」という言葉には盲目という意味があり差別的な印象を受ける為、日本でも「タッチタイピング」という言い方が広まりつつあります。

 

20. ガソリンスタンド

 

 こちらは「gasoline(ガソリン)」を売る「stand(店)」という意味で繋げて作られた和製英語です。英語ではいくつか呼び方がありますが、アメリカでは「gas station」や「service station」、イギリスでは「filling-station」や「petrol station」等と呼ばれています。

 

21. パーキング

 

 日本では駐車場を意味しますが、「parking」という単語は「駐車をする」という意味だけで場所を示す言葉ではありません。英語では「parking lot」や「car park」と言い、立体駐車場や地下駐車場は「parking garage」と言います。

 

22. ハンドル

 

 車のハンドルの事を英語では「steering wheel」と言います。「ハンドル」だけでは「取っ手・持ち手」という意味になり、車のハンドルの事は指しません。

 

23. アクセル

 

 こちらも車の重要パーツであるアクセル。イギリスでアクセルの意味を持つ単語「accelerator」を省略して作られた和製英語です。「accelerator」の他にも「gas pedal」とも言い、アメリカではこちらの方が一般的に使われています。

 

24. ウインカー

 

 車の方向指示器であるウインカーは、英語では「turn signal」や「indicator」と言います。車がウインクしているようにチカチカと点滅する事から日本ではウインカーと呼ばれているようですが、英語圏では通じないので注意しましょう。

 

25. オープンカー

 

 屋根が大きく開く事から「open」と「car」を繋げて作られた和製英語。英語では「convertible (car)」と言います。

 

26. オートバイ

 

 英語では「motorcycle」や「motor bike」と言います。オートバイは「オートバイシクル(auto bicycle)」の省略系ですが、「オートバイシクル」という単語自体が和製英語なので要注意です。

 

27. ベビーカー

 

 赤ちゃん連れのお出かけには必須のベビーカー、実はこれも和製英語で、英語では「stroller」と言います。どうしても「stroller」という単語が出てこない場合には、「baby car」よりも「baby cart」の方がまだ通じる可能性が高いです。

 

28. パトカー

 

 警察車両である「パトカー」は、「patrol car」を省略して作られた和製英語。英語では「patrol car」や「squad car」と言います。

 

29. オーダーメイド

 

 日本では手が出ないけど、海外へ旅行したらぜひ作りたいという方も多い「オーダーメード」。実はこれも和製英語なので海外では通じません。英語では「made-to-order」と言い、最近では洋服だけでなく雑貨屋コスメ等に対しても使える単語です。

 

30. ファスナー・チャック

 

 どちらも英語では「zipper」と言います。なお「チャック」と言うのは日本のファスナーメーカーの商標名になります。

 

     

 

まとめ

 

 「海外で知らずに使うと恥ずかしい和製英語30フレーズ!」をご紹介してきましたが、和製英語と知っている単語はいくつありましたか?てっきり英語だと思い込んでいた和製英語も多いですよね。海外旅行でよく使う単語や食べ物、また車関係には本当に多くの和製英語が潜んでいます。そしてこれらの和製英語は日本でのみ通じる言葉なので、どれだけイントネーションを変えても、発音を変えても、巻き舌にしても通じません。そのような時はぜひ和製英語が含まれていないか疑ってみてくださいね。旅先でうっかり恥をかかないよう、ぜひ今回ご紹介した30フレーズに気をつけて旅を楽しんでくださいね。

 

 

海外で知らずに使うと恥ずかしい和製英語30フレーズ!

 

1. フロント

 

2. サイン

 

3. カンニング

 

4. コンセント

 

5. アパート

 

6. ガードマン

 

7. カメラマン

 

8. サラリーマン

 

9. アルバイト・パート

 

10. クレーム

 

11. キーホルダー

 

12. ダンボー

 

13. ホッチキス

 

14. ウィンナー

 

15. ジョッキ

 

16. バイキング

 

17. オーブントースター

 

18. ノートパソコン

 

19. ブラインドタッチ

 

20. ガソリンスタンド

 

21. パーキング

 

22. ハンドル

 

23. アクセル

 

24. ウインカー

 

25. オープンカー

 

26. オートバイ

 

27. ベビーカー

 

28. パトカー

 

29. オーダーメイド

 

30. ファスナー・チャック