こんにちワールド

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イタリア世界遺産を巡る前に絶対知りたい9つのポイント

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 イタリアには49もの世界遺産が登録されており、その数は世界1位を誇っています。北のアルプス山岳地帯から南のシチリア島まで至る所に散在しており、それぞれの遺産はどれも個性的で世界中からの観光客を魅了しています。

 世界1位の数ですので、旅行前にどのジャンルの遺産を巡るか、季節はいつがいいかなど、しっかりとプランを立てる必要があります。そこで今回は、その偉大なるイタリアの世界遺産を巡る前にぜひ知っておいてほしい9つのポイントをご紹介します。

 

            

 

1. イタリアの世界遺産リスト(2014年6月現在)全紹介

 

1.サヴォイア王家の王宮群

 

2.ピエモンテ州ロンバルディア州のサクリ・モンティ

 

3.アルプス山脈周辺の先史時代の湖上住居

 

4.ランゲ- ロエロとモンフェッラートのピエモンテのブドウ畑景観

 

5.ヴァルカモニカの岩絵群

 

6.レオナルド・ダヴィンチの“最後の晩餐”が描かれたサンタ・マリア・デッレ・グラッツェ教会とドメニコ会修道院

 

7.クレスピ・ダッダ

 

8.サン・ジョルジョ山

 

9.マントヴァとサッビオネータ

 

10.レティカ鉄道のアルブーラ線とベルニーナ線と周辺の景観

 

11.イタリアのロンゴバルド族:勢力と足跡

 

12.ドロミーティ山岳地帯

 

13.ヴェネツィアとその潟

 

14.ヴィチェンッァとヴェネト州にあるパッラーディオのヴィッラ群

 

15.パドヴァの植物園

 

16.ヴェローナの歴史地区

 

17.アクイレイアの遺跡地域と総大司教のバジリカ

 

18.ポルト ヴェネレ、チンクエ テッレと(パルマリア、ティーノ、ティネット)らの島々

 

19.ジェノヴァのストラーデ・ヌォーヴェとロッリ宮殿群

 

20.ルネッサンスの街、フェッラーラとポーのデルタ地帯

 

21.ラヴェンナの先史時代のモニュメント群

 

22.ウルビーノの歴史地区

 

23.フィレンツェ歴史地区

 

24.ピサのドゥオモ広場

 

25.サン ジミニャーノの歴史地区

 

26.シエナ歴史地区

 

27.ピエンツァ歴史地区

 

28.ヴァル ドオルチャ

 

29.トスカーナ州にあるメディチ家別荘とその庭園

 

30.アッシジのサンフランチェスコ聖堂

 

31.デル モンテ城

 

32.アルベロベッロのトルッリ住居群

 

33.ローマ歴史地区、教皇領ヴァチカン市国とサン・パオロ フオーリ レ ムーラ聖堂

 

34.ヴィッラ アドリアーナ

 

35.ヴィッラ デステ

 

36.チェルヴェーテリとタルクイーニアのエトルリア墓地遺跡

 

37.マテーラの洞窟住居と岩窟教会

 

38.ナポリ歴史地区

 

39.カゼルタの18世紀の王宮と公園、ヴァンヴィテッリの水道橋サン・レウチョの邸宅群

 

40.ポンペイ、エルコラーノ、トーレ・アヌンツィアータの遺跡群

 

41.アマルフィ海岸

 

42.パエストゥムとヴェーリアの考古遺跡群のあるチレント及びヴァッロ・ディ・ディアーノ国立公園とパドゥーラ修道院

 

43.スー ヌラージ ディ バルーミニ

 

44.ヴィッラ ロマーナ デル カザーレ

 

45.アグリジェントの遺跡地域

 

46.エオリア諸島(レーニ、リパリ、マルファ、サンタ・マリア・サリーナ)

 

47.ヴァル ディ ノート地帯の後期バロック様式の町々

 

48.シラクーザとパンターリカの岩壁墓地遺跡

 

49.エトナ山

 

2. ちょっとした知識で興味が倍増する文化遺産と考古遺産

 

 深い歴史が刻まれたイタリアにはおびただしいほどの歴史を語る遺産が残っています。それらは先史時代をはじめとする、古代ローマルネッサンスなど魅力にあふれたスポットなどが国の至る所で訪問できます。

 それらの素晴らしいスポットをさらに楽しく見学するには基本的なイタリアの歴史を知っておくことをお勧めします。その知識を踏まえた上での訪問はさらに感動が増し、遺産に対する理解が容易にできるでしょう。

 

3. 開閉時間をしっかり調べましょう

 

 イタリアは日本と異なり、夏時間と冬時間を一年の間に設けています。夏時間は3月の最終日曜から10月の最終日曜まで、冬時間は10月の最終日曜から3月の最終日曜までとなっています。

 国全体の組織がこのシステムに沿って動きますので気をつけて開閉時間をチェックしましょう。場所によってお昼休みを取るところもあります。そのときは上手にプランを割りたててその時間内にアクセスできる他の観光スポットを取り入れるのも時間の節約になります。

 また聖堂などは比較的朝早くからオープンします。朝早く行けば入場チケット購入の際の長い列を避けることも出来ます。

 

4. 便利なオンライン予約で時間の節約

 

 観光客の多い主要都市、スポットでは共通チケットなどの事前予約販売サービスをオンラインで販売しています。慣れない場所でチケットの購入や列を待つ手間が省け時間にもゆとりが持てますね。

 大抵のオンライン購入の場合、英語で説明が書かれているのでイタリア語に慣れていない人にも安心です。チケット予約者には専用の入り口があり長い行列を飛び越して入場できます。

 

5. 観光ツアーを利用しましょう!

 

 多くの旅行会社は世界遺産を訪れるツアーを催しています。特にはじめてのイタリア旅行者には大変頼もしいサービスです。世界遺産訪問をベースに旅行プランを立てるなら、あなたが興味のあるツアーを実施する旅行会社を探し問い合わせをしてみましょう。

 また団体ツアーなどの自由時間内や個人旅行に有効に取り組み、さらに充実した旅程プランを創りましょう。アクセス難の遺産の場所に訪問したい時などもこのサービスを大いに利用するとよいでしょう。

 

6. 自然遺産の訪問はしっかりとした交通機関の把握が大切です

 

 山岳地帯や人里離れたスポットにある遺産を訪問する場合、事前の交通手段のチェックは必須です。田舎の方面へ行けば行くほど、交通機関も乏しく、時には人と行きかうのも稀になる状況になります。

 インターネットやガイドブックを何度も見て勉強しておき、いざというときに臨機応変に余裕を持って対応できるといいですね。丘の上の街などへ運行するバスなども終バスが午後で終わってしまうのも少なくありません。なお、電車にも万全のチェックが必要です。

 

7. 山岳地帯に必要な持ちもの

 

 山の天気は頻繁に変わるものです。夏場でも標高が高くなればなるほど気温の差もでてきて急に秋のような気候になります。

 これらの環境に備えた持ち物のアドバイスとして、折りたたみの傘、レインコート、スカーフ、そして風や雨をしのぐジャケットが一枚あると重宝します。またハイキング用の杖などはオールマイティーに役立つでしょう。

 

8. 夏場の水分補給を忘れずに!

 

 シチリア島のアグリジェントやポンペイ遺跡群へ夏場に訪問するなら、必ず多めに水ボトルを持参しましょう。真の遺跡地ですのでドームのように屋根がなく日よけがありません。

 オリジナルの家々の屋根はほとんどが消失し柱などが残っているのみです。敷地は舗装されていないので疲れの軽減の意味でも運動靴がベストです。イタリアの暑い陽射し防止のために日傘、扇子、帽子やサングラスもあると大変役立ちます。

 

9. 観光客に人気のある世界遺産を訪れましょう

 

 どの世界遺産を訪れてよいか迷っているなら、観光客に絶賛されているスポットに注目してみましょう。さらに有名な遺産に出会えることは確実です。それに加え、仮にトラブルが起きたときにすぐ誰かがそばにいるという安心感が得られます。

 チケット売り場はもちろん、スポット内の混雑は覚悟の上ですが、世界中の人と素晴らしい遺産を共感できるのももう一つの醍醐味です。

 

           

 

まとめ

 

 世界遺産はゆっくりと時間をかけて巡るのがベストです。今回ご紹介した9つのポイントを参考にしながら、楽しいイタリア旅行にしてくださいね。

 日本へ帰ってから“ここにも行きたかった!こんなところもあったんだ!”と後悔しないためにもしっかりしたプランを立てましょう。いつまでも心の中に残る素敵な世界遺産巡りになることを願っています。

 

イタリア世界遺産を巡る前に絶対知りたい9つのポイント

 

1. イタリアの世界遺産リスト(2014年6月現在)全紹介

 

2. ちょっとした知識で興味が倍増する文化遺産と考古遺産

 

3. 開閉時間をしっかり調べましょう

 

4. 便利なオンライン予約で時間の節約

 

5. 観光ツアーを利用しましょう!

 

6. 自然遺産の訪問はしっかりとした交通機関の把握が大切です

 

7. 山岳地帯に必要な持ちもの

 

8. 夏場の水分補給を忘れずに!

 

9. 観光客に人気のある世界遺産を訪れましょう