ありがとうをイタリア語でもっと言おう!超便利20フレーズ
「Grazie!(ありがとう!)」は感謝を表す基本的なイタリア語です。他の言語のようにイタリア語でもシチュエーションにより表現方法が変化します。イタリアへ旅行するなら、現地の言葉で感謝の気持ちを伝えたいですよね。
母国語で「ありがとう!」と言われたら、イタリア人も嬉しくなってより親近感を持ってくれます。 そこで今回は、「ありがとう」の基本的な言い方や、ネイティブ間で頻繁に使われるフレーズなど、合計20フレーズをご紹介します。これでもあなたもTPOに合わせてフレーズを使い分けられるようになりますよ。それではご覧ください!
1. Grazie! / グラッツェ /ありがとう!
基本中の基本のフレーズです。
2. Grazie mille! / グラッツェ ミッレ!/ 本当にありがとうございます!
本当にありがとうございます!
3. Grazie tante! / グラッツェ タンテ / 本当にありがとうございます!
本当にありがとうございます!
4. Grazie molto! / グラッツェ モルト / 本当にありがとうございます!
本当にありがとうございます!
2,3,4はほとんど同じ意味で使われます。
5. Grazie per 〜 / グラッツェ ペル~ / 〜してくれてありがとう
~してくれてありがとう。 何かを特定して感謝をするときに使います。
6. Grazie per essere venuto / グラツィエ ペル エッセレ ヴェヌート /
来てくれてありがとう 来てくれてありがとう。
女性に対しては“venuta”ヴェヌータと言います。
7. Grazie per regalo / グラッツェ ペル レガーロ / プレゼントありがとう
プレゼントありがとう。
何かプレゼントをもらった時に使いましょう。
8. Grazie per aiuto / グラッツェ ペル アイウート /
助けてくれてありがとう
助けてくれてありがとう。
スーツケースを持ってくれたり、困ってるときに手を差し伸べてくれたら、このフレーズで感謝の気持ちを伝えてください。
9. La (Ti) ringrazio / ラ (ティ) リングラツィオ /
どうもありがとうございます
どうもありがとうございます。
丁寧な言い方で、ビジネスでよく使われます。また、発音の“ラ”は初対面の人や正式な場面で、“ティ”は親しい間柄でそれぞれ使用されます。両方とも“あなたに”という意味です。
10. La (Ti) ringrazio per 〜 / ラ (ティ) リングラツィオ ペル~ /〜をして下さってありがとうございます
~をして下さってありがとうございます。
こちらもビジネスシーンでよく聞くフレーズです。
11. La (Ti) ringrazio per collaborazione /
ラ (ティ) リングラツィオ ペル コラボラツィオーネ /
ご協力ありがとうございます
ご協力ありがとうございます。
こちらもビジネスで頻繁に用いられる表現です。
12. Grazie di cuore / グラッツェ ディ クオーレ / 心から感謝します
心から感謝します。
13. Grazie di nuovo / グラッツェ ディ ヌオーヴォ /
改めてありがとうございます
改めてありがとうございます。
感謝の気持ちを強調したいときに使用します。
例えば落としたものを拾ってもらったり、道を教えてもらったりしたときなどは“Grazie!”(グラッツェ!)、また重要な物事の解決や、大きな援助などの場合には“Grazie mille!”(グラッツェ ミッレ! / 大変ありがとうございます)、また感謝の内容を述べたいならば“Grazie per~”(グラッツェ ペル~)と伝えればよいでしょう。
逆にあなたがイタリア人に感謝される境遇で“Grazie!”と言われた時、“Prego!”(プレーゴ / どういたしまして)と言う受け返しの言葉も大切です。“Grazie!”, “Prego!”とセットで覚えてしまいましょう。
ちなみにネイティブ間では不快に扱われたときなど、心地よいジェスチャーへの感謝の意向とは裏腹に、“グラッツェ”は「あなたの行為は間違っている」などの意味ををこめて使われることがあります。その時は嫌味をこめて“グラーッツェー”と長めに発音されますが、旅行者がこのシチュエーションに出会うことは稀ですので、知識として覚えておけばよいでしょう。
また、もうひとつの“Grazie”の使い方として、“Grazie a Dio”.(グラッツェ ア ディオ)があります。この場合の“Grazie a”は“~のお陰で”という意味で使われます。従って“神のお陰で”という意味になります。
もちろん“Grazie a te!”(あなたのお陰で!)など状況によって言い換えましょう。緊急事態や、重要な事柄において結果的に無事に終えた安心感を伝える言い方です。
“Grazie”以外の“ありがとう”の表現
14. Lei è (Sei)molto gentile / レイ エ (セイ) モルト ジェンティーレ /
あなた(君)はとても親切です
あなた(君)はとても親切です。
“レイ”は初対面の人や目上の人に対して使用され、“セイ”は親しい間柄で気軽に使われるそれぞれ“あなたは”または“君は”という意味です。
15. Lei è (Sei) molto generoso / レイ エ (セイ) モルト ジェネローゾ /
あなた(君)はとても寛大です
あなた(君)はとても寛大です。
女性に対しては“generosa”ジェネローザと変化します。
友人や親しい人の間で使うカジュアルな感謝や賛辞の表現方法
16. Bravo! / ブラーヴォ / すごい!
すごい! さらに称賛するならBravissimo!(ブラヴィッシモ!)。
女性に対しては Brava!(ブラーヴァ!)、またはBravissima!(ブラヴィッシマ!)を使うとよいでしょう。
17. Sei grande! / セイ グランデ / すごいじゃん!やったじゃん!
すごいじゃん! やったじゃん!
18. Ce l’hai fatta! / チェライ ファッタ / できた!
できた!
何かをやり遂げたときなどに使用されます。
19. Bacio! / バーチョ / キス!
キス!
目的に対する感謝の程度によって形を変化させます。単数のBaci! (バーチ!)は通常の嬉しさ。Bacio!はとても嬉しいという意味の複数形です。さらに大きな感謝を表す Bacione!(バチョーネ!)もあります。
20. Abbraccio! / アブラッチョ / 抱きしめる!
抱きしめる!
ここでは嬉しさを表します。感謝がさらに大きい場合は複数形Abbracci! (アブラッチ!)を使いましょう
まとめ
数ある“ありがとう”のフレーズの中で“Grazie!”が伝えられればすべてのシチュエーションに問題なく対応できるでしょう。基本的にイタリア語の発音は日本人にとって言いやすく、イタリア人との会話などで慣れていくうちに他の言い回しも自然に身につくことでしょう。 上記を参考に、まずはシンプルなイタリア語“Grazie!”を、たくさんの人に伝えましょう!
ありがとうをイタリア語でもっと言おう!超便利20フレーズ
1. Grazie! / グラッツェ! ありがとう!
2. Grazie mille! / グラッツェ ミッレ! 大変ありがとう!
3. Grazie tante! / グラッツェ タンテ! 大変ありがとう!
4. Grazie molto! / グラッツェ モルト! 大変ありがとう!
5. Grazie per~ / グラッツェ ペル~ ~をしてくれてありがとう
6. Grazie per essere venuto / グラツィエ ペル エッセレ ヴェヌート
来てくれてありがとう
7. Grazie per regalo / グラッツェ ペル レガーロ プレゼントありがとう
8. Grazie per aiuto / グラッツェ ペル アイウート
助けてくれてありがとう
9. La (Ti) ringrazio / ラ(ティ)リングラツィオ
どうもありがとうございます
10. La (Ti) ringrazio per~ / ラ(ティ)リングラツィオ ペル~
~をして下さってありがとうございます
11. La (Ti) ringrazio per collaborazione /
ラ(ティ)リングラツィオ ペル コラボラツィオーネ
ご協力ありがとうございます
12. Grazie di cuore / グラッツェ ディ クオーレ 心から感謝します
13. Grazie di nuovo / グラッツェ ディ ヌオーヴォ 改めてありがとうございます
14. Lei è (Sei) molto gentile / レイ エ (セイ) モルト ジェンティーレ
あなた(君)はとても親切です
15. Lei è (Sei) molto generoso / レイ エ (セイ) モルト ジェネローゾ
あなた(君)はとても寛大です
16. Bravo! / ブラーヴォ! すごい!
17. Sei grande! / セイ グランデ! すごいじゃん!やったじゃん!
18. Ce l’hai fatta! / チェライ ファッタ! 出来た!
19. Bacio! / バーチョ! キス!